TOD1,2キャラクターによるレスや日々の記録【サイト話題に付随したブログです】
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
いつもの店のいつもの席に座っていつもの注文をする。
いつもといってもそんなに頻繁に来るわけではないが、カフェレストラン「ローザ」からの展望は悪くない。
今日はリオンも一緒だった。
デートなどと言う高尚なものではなく単に休日、昼食を作るのが面倒だっただけだ。
リオンはラザニアとスープを、シンはグラタンとシードルを注文していた。
「昼間から酒か」
「酒?どれが?」
シンはシードルを片手に小首をかしげる。
リオンは一瞬沈黙してから半眼になって言った。
「どれがってそれだろう」
「………。シードルってお酒なわけ?」
物知りな彼女の口から時々出る世間知らずな発言。
普段彼女は酒など飲むこともない。
リオンは軽く頭を抱えながら溜息をついた。
「リンゴのスパークリングワインだろう」
「えー!でもサイダーって感じでアルコールは全然感じないよ。
っていうか…知らなかった……」
なぜか必要以上にショックを受けているシン。
理由を聞いてみればそれは確かにショッキングな出来事だった。
「……私、16の時からこれ、飲んでる」
法律違反に値する。
「美味いのか」
「まぁ…リンゴサイダーって感じだね」
乾いた笑いを浮かべながらシンはシードルを口に運んだ。
リオンも次は頼んでみようと思いつつ。
* * *
実話。
いつもといってもそんなに頻繁に来るわけではないが、カフェレストラン「ローザ」からの展望は悪くない。
今日はリオンも一緒だった。
デートなどと言う高尚なものではなく単に休日、昼食を作るのが面倒だっただけだ。
リオンはラザニアとスープを、シンはグラタンとシードルを注文していた。
「昼間から酒か」
「酒?どれが?」
シンはシードルを片手に小首をかしげる。
リオンは一瞬沈黙してから半眼になって言った。
「どれがってそれだろう」
「………。シードルってお酒なわけ?」
物知りな彼女の口から時々出る世間知らずな発言。
普段彼女は酒など飲むこともない。
リオンは軽く頭を抱えながら溜息をついた。
「リンゴのスパークリングワインだろう」
「えー!でもサイダーって感じでアルコールは全然感じないよ。
っていうか…知らなかった……」
なぜか必要以上にショックを受けているシン。
理由を聞いてみればそれは確かにショッキングな出来事だった。
「……私、16の時からこれ、飲んでる」
法律違反に値する。
「美味いのか」
「まぁ…リンゴサイダーって感じだね」
乾いた笑いを浮かべながらシンはシードルを口に運んだ。
リオンも次は頼んでみようと思いつつ。
* * *
実話。
PR
Comment