TOD1,2キャラクターによるレスや日々の記録【サイト話題に付随したブログです】
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「これって辛子か?
ロニが怪訝に箸で指し示したそれ…赤い細身のピーマンのようなそれは確かに唐辛子だった。
「おいおい、丸々一本入ってるのかよ」
そういわれても自分は食べたことがないのでどんなものか良く知らない。
最も敢えて食べようとも思いもしないが。
ジューダスが何気に眺めているとその隣でひょいと取り上げた者がいた。
シンだ。
彼女は何事もないようにひょいとそれを口に運ぶ。
「…俺はお前の人間性を今まで誤解してた」
それほどまでの味なのか。
ロニの愕然とした視線の先で黙々と口を動かしているシン。
やがて口を開いた。
「そうでもないよ?」
けろりと言う。
「どれどれ?」
続いてハロルド。
「ホント、大したことないわ」
「マジかよ!!どれ…」
こわごわ口に運ぶロニ。
それでも口にしたのは半分だけだった。
その行動を見るといかにシンの行動が大胆であったかがわかる。
数瞬後。
「むがぁ!!騙されたーーーー!!!!」
派手に椅子を蹴って水を求めに行くロニ。
相当辛かったらしい。
シンの方を見る。
彼女は少しだけ顔をしかめて一言。
「今頃来た」
「これくらい大したことないっしょ」
ハロルドは経験者なのかしれっとしたものだ。
シンはと言えば…
「初めて食べました。辛いね、これ」
「当たり前だろう」
初めて食べたのに、計らずしもロニを道連れにしたことを見事と思いつつ。
* * *
今回の出張に置いての実話。
二度も「Sさんの人間性を誤解してました」と言われました。
どんな人間性だと思ってたんだよ。
ロニが怪訝に箸で指し示したそれ…赤い細身のピーマンのようなそれは確かに唐辛子だった。
「おいおい、丸々一本入ってるのかよ」
そういわれても自分は食べたことがないのでどんなものか良く知らない。
最も敢えて食べようとも思いもしないが。
ジューダスが何気に眺めているとその隣でひょいと取り上げた者がいた。
シンだ。
彼女は何事もないようにひょいとそれを口に運ぶ。
「…俺はお前の人間性を今まで誤解してた」
それほどまでの味なのか。
ロニの愕然とした視線の先で黙々と口を動かしているシン。
やがて口を開いた。
「そうでもないよ?」
けろりと言う。
「どれどれ?」
続いてハロルド。
「ホント、大したことないわ」
「マジかよ!!どれ…」
こわごわ口に運ぶロニ。
それでも口にしたのは半分だけだった。
その行動を見るといかにシンの行動が大胆であったかがわかる。
数瞬後。
「むがぁ!!騙されたーーーー!!!!」
派手に椅子を蹴って水を求めに行くロニ。
相当辛かったらしい。
シンの方を見る。
彼女は少しだけ顔をしかめて一言。
「今頃来た」
「これくらい大したことないっしょ」
ハロルドは経験者なのかしれっとしたものだ。
シンはと言えば…
「初めて食べました。辛いね、これ」
「当たり前だろう」
初めて食べたのに、計らずしもロニを道連れにしたことを見事と思いつつ。
* * *
今回の出張に置いての実話。
二度も「Sさんの人間性を誤解してました」と言われました。
どんな人間性だと思ってたんだよ。
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