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「確信犯」
「悪いことと知っていながらすること」ではなく「信念に基づき正当な行為と確信してすること」。
…つまり、「確信犯」は自分の行為が犯罪であるとはつゆほども思っていない。
これって結構誤用されてるほうが多いいんじゃ…?
私も前者に近い意味で使っていた気がしますが、深く考えてはいなかった。
小説中では悪びれもなく言っているという意味でそのままでもまぁ、いっか。
というわけで気になりはじめた誤用例。
調べてみたらほほ~う?ということがてんこもりだったので記載してみます。
左が正しい使い方。右はよくある間違いです。
**うん、良くあるよねレベルの間違い
雰囲気(ふんいき)を「ふいんき」
汚名返上を「汚名挽回」
タイムトリップを「タイムスリップ」…古い間違え方のような気が。
シミュレーションを「シュミレーション」
役不足の意味は「役より任された人のレベルが低い」ではなく「能力に対して役目が軽い」
焼け棒杭(ぼっくい)に火が付く→「焼けぼっくりに火が付く」…ぼっくりw弾けそうだ(猿カニ合戦ぽく)。
失血死を「出血死」
どんぐりころころ 「どんぶりこ」 →「どんぐりこ」
天地無用→意味は「上下無関係」ではなく「さかさまにするな」。 初めて知ったときカルチャーショックだった(笑)
肴(さかな) →「酒の肴(さかな)」は重言。でもよく使う。
**あまり考えたことが無い間違い
人山の黒だかりを黒山の人だかり
味(あじ)わわせる を味あわせる
**な、何ぃ!!?と思った間違い
独擅(どくせん)場→独壇(どくだん)場
あまりにも皆が間違えるので今は後者として定着した(goo辞書)。本来は前者。
敷居が高い →「ハードルが高い」の意ではなく「不義理・不面目なことがあって人の家に行きにくい」。
敷居が高いクラブ・レストラン等は誤り。
**自分的にいねーよ、と思った間違い
引導を渡すを「印籠を渡す」…水戸●門か(渡しちゃダメだろ)。
結果オーライを「結果往来」…何故わざわざ漢字にするのか。
後日へ続く。
追記:
読み返していて「間違い」と言う単語に「?」と思いました。
…これって「間違え」…?
以前は「間違い」が名詞用法で正解だったのですが、今は間違えも間違いではないようです…ってややこしいな、おい。
私は『雰囲気』を『ふいんき』と間違え、国語の授業で恥をかいた覚えがあります。
一体どこの誰が間違って言ったんでしょうね。
あと、『印籠を渡す』……
以前私が持ち出した水戸●門のネタを思い出しましたw
こんな事あったら私にとって、リオンがシャルを誰かに渡すのと同じです!!
…とにかく、印籠は渡しちゃいけないですよね。
『日本語難シイ』と言う外国人がいますけど、本当にそうですね。
今度辞書を開いたついでに難しい単語を調べてみたいと思いました。
ブログのタイトル(勉強になる言葉の誤用語)からして今回のは一回目のようですので、二回目が出たらまた楽しく読みたいと思います!
スピカさんはまだまだ学生さんのようなのでこれらは覚えておいたら普通に博識だと思いますよ(笑)
「ふいんき」は口語でよく使われますよね。私も学生の時、漢字を見て「あれ?」と思って自主的に直したクチです。そのせいか耳にするのは違和感無いんですが…
印籠は…ただのバカですね。普通に居そうで怖いですが(高校生までは許す(笑)。
日本語は世界の言語の中で一番難しいと聞いたことがあります。確かに英語の文法は今思えばパターン化されてたと思いますが…
それでも難しいからこその美しさやバリエーションが楽しいのだと思います。
奥深いですね、日本語。