小話「あたまで食べろ！

小話**あたまで食べろ！
リオン「いつにも増して質素な食卓だな。
ルーティ「うるさいわね、頭で食べるのよ！頭で！！
シン「味や見た目より栄養ってこと？
ルーティ「そ。そうでなくても育ち盛りがわんさといるんだから、それくらい考えないとね。
リオン「という割には…
シン「炭水化物ばっかなんですけど…
ルーティ「まずくなければいいのよ！！ 

うどん(汁物）とごはん（主食）にポテト(副菜）のデュナミス孤児院の食卓だった。
似たようなことをよく母が言いますが、半ば、味を誤魔化す口上だと思う。


小話**あたまで食べろ！その２(野営中）
ナナリー「今日はまぐろのカブト焼きだよ。
カイル「すっげー！豪華！！
ロニ「…ちょっと生々しくないか？
シン「………。
ロニ「ってシン、目玉をえぐるな！
シン「…そっちこそ生々しい言い方やめぃ。
ハロルド「そうよ？マグロの目玉に含まれるDHAには脳細胞の減少を抑える効果があるんだから。
あんたたち、積極的に摂取したほうがいいんじゃない？
シン「そうだよ、ほら。（スプーンに載せて差し出す）
ロニ「や、やめろ！！怖いだろ！！
シン「頭が良くなるよ。
ロニ「いらないって！
ジューダス「……正しくは目玉そのものではなく、目玉の裏のことじゃないのか？
ハロルド「面白いから黙って見てましょ。

こちらは頭で食べている模様。

小話**晴れ時々我侭

とある本にて。
「小さなストレスを抱えてしまうまじめで几帳面な性格の人は、一日に一回自分のことを棚にあげてみるといい」とありました。
まじめで几帳面かどうかはともかく、やってみた。

その中の一文。

「このピーマンめ！！」

意味不明。
えぇ、それはわかってます。
よく「観客をじゃがいもだと思え」っていうじゃないですか。
でも個人的にじゃがいもは嫌いじゃないんで、ピーマンくらいでいいかな、と。
（ちなみにこの暴言（？）の対象は管理能力のない管理職）
なんでピーマンかって言うとあたりさわりない野菜で。
でもピーマンに失礼かな、とは思った。
まぁリオンは嫌いだからいいか、とも思った。

なんだ、その基準。
棚に上げるって言うか、後から読み返すとにやりとできるほど事実でした。

小話**晴れ時々我侭。
シン「リオン…相変わらずこれ（※ピーマンです）は食べないんだね？
リオン「お前もそれ(※ピーマンです）はあまり出さないな？
シン「もうひとつのあれ（※ニンジ(以下略）ほど汎用性ないから。
　　でも、そういえばマリアンさんがラタトゥイユなら食べるとか何とか言ってたような…
リオン「な、何をマリアンと話してるんだお前は！
シン「うーん、けどラタトゥイユって私があんまり好きじゃないんだよね。
リオン「…（一応好き嫌いがあったのか）
シン「なんでもかんでも野菜を煮るって言うのが何か嫌。
暖かいトマトとナスとズッキーニの煮物とか食べたくない。
リオン「…煮物とか言うな。
シン「でもいわゆるセインガルド風野菜ナベだよね。
リオン「お前、僕より我侭じゃないか＃

ラタトゥイユにしてみたところでピーマンの味は大して変わらないと思うので
マリアンさんが作ったから食べたんだろう！リオン！！
…とかなんとか思ってみたり。
シンプルなトマトスープやナポリタンはともかく
きゅうりの冷やし汁とかもなんとなく食わず嫌いです。

物書きとしてのピンチです。

そういえば「ティモテ」って今どこに行ったんでしょうね？
そんなシャンプーのCMを唐突に思い出したのが5秒前。
今日は午後からTOSの連載進めてたんですが…
あのですね…

書いてておもしろくない（滝汗）

いや、そんなこと言っちゃいけないのはわかってますよ！？
そんな気持ちで書いた話はつまんねー！んだってこともよくわかってます。
でも内緒にしておいて本当につまらなくなるのは何なので告白。

いまいち乗れません。


多分、きちんと役割揃ってるからなんだろうなぁ
TODは結構シナリオとして欠いている側面（他でもないリオンサイド）があったから語り甲斐があったのですが…
藤島テイルズは完成度が高いゆえに入り込む隙が無い（大笑）
もうかっとばしてテセアラ編まで行ってしまいたい気分になってますが、そこはそれ。
そんな半端なことはできません。
なので納得の行く話になってきたら連載開始にしたいと思います。

…厄介な性格ですね、我ながら。
アホ神子ーアホ神子がいないと話が深くならないー
半日書いてもパルマコスタの往復から抜けられないー

ちなみにTOSは企画なので、本シナリオから逸脱させる箇所も出てきます。
そんなこんなで拍手用のD短編はけっこう溜まってきてます。

リクエストの結婚式の話とか、If－パラレルとか、あやしげな大人向け話とか、テイルズキャラに聞いてみようとか。
とりあえず、ファイルがあちこちにあるのでまとめることから始めなければ…

小話「難解書物」

小話「難解書物」

カイル「あれ？ここにある本、シンが読んでたヤツ？
シン「うん…難しくてちょっと休憩中。
ロニ「おいおい、シンが突っ伏してだれるほど難しいってどんなものなんだよ（→ちら見）。…………。
ジューダス「どうした？
ロニ「読むか？
ジューダス「………………。
カイル「何々！？え～と…「おおむかしには、いまわたしたちが見ている太陽や月とは、すっかりちがった、べつの太陽と月がありました。太陽の名はソールといい、月はマーニといいました。ところがいつもオオカミが一ぴきずつソールとマーニのうしろを追いかけていました」…あ、オレこれなら読めるかも。
ジューダス「そうだな。対象年齢12歳以上と書いてあるからな（呆れのまなざし）。
ロニ「ってなんでお子様向けの本で疲れんだよ！
シン「文章が変なんだよ！まわりくどくて難解なの！！！なんで子供向けなのにわざわざ難しく書いてあるんだぁ！！
ジューダス「…子供向けとしてわかりやすく書いてあるんだと思うがな。

句読点が多くて、接続語がおかしくて、ひらがなが多くて時々前後がつながらない。
でも「古エッダ」に基づいて書かれた由緒正しき北欧神話。
天下の岩波書店発、全308頁（活字本）。
………………………今日、古本屋で発見して買ってみたんですけど読みながら激しく悩みました。

小話＊天地戦争時代編(2本）

ファイル漁ってたら未UPのスクチャが出てきました。
ソーディアン試作品を作るために物資保管所へ行く間の小話2本。
きちんと連載仕様です。

スクチャ「守ってください」
ロニ「行ったぁ！！カイル！！避けろ！
カイル「うわぁっ！…くそ、蒼破斬！
リアラ「きゃあっ
シン「…スプラッシュ！
ロニ・カイル「ってシンは前に出てくんな！！
シン「え～だって…
ハロルド「あんた、体調万全で物資保管所まで辿りつかなくちゃダメなんだから…って詠唱中くらい守んなさいよ！！
シン「はいはい…虎牙破斬！！
ハロルド「あんたじゃないわよ。

スクチャ「守られてください」
ハロルド「いい！？今回の任務は「ソーディアン製作者」である私と「素体提供者」シンを無傷で物資保管所まで送り届けることよ！
怪我は勿論、疲労なんかさせないよう気をつけなさい。
ジューダス「だったら大人しく戦線からはずれてろ。
シン「どっちにしてもサイドアタック食らうと後衛も危ないしさ…
ロニ「ところで今日の食事当番は誰だ？
ハロルド「あ、私よ。ソーディアン完成前祝に腕によりをかけて作っちゃうから期待しててね☆
ロニ「おい、シン。お前はハロルドの作った夕食は食うな。
ハロルド「どういう意味よ！！！
ロニ「気をつけろって言っただろ！！？
シン「それって…誰か代わりに作ってくれるのかな。
ジューダス「ロニが作るんじゃないのか。


→多分全員、ロニにたかります。